【ゼロで死ね】『DIE WITH ZERO』で豊かな人生を!
「ゼロで死ね」がキャッピコピーであるこの作品。
人生で一番大切なのは「思い出づくり」
お金というのは、体験や経験、ワクワク感、知識や教養などを得るための原資に過ぎません。 お金の使い方は、物を買うより、体験や思い出づくりにお金を使った方が、幸福感は増すらしいです。
現在私はとあるビジネススクールを受講していますが、ここでの体験は生涯忘れることのない「思い出=かけがえのない財産」になるでしょう。
ビジネススクールを受講しないまま、あのまま未だに田舎で配送業の仕事をしているより、今の方が何倍も何十倍も幸福感は増しています。
「アリ派」の生き方をしている日本人
日本人は「今」を我慢して「この瞬間」を生きず、アリとキリギリスの寓話でいう「アリの生き方」をしている人が多い気がします。
未来のことばかり心配して、やれ「貯金だ」「節約だ」「投資だ」「保険だ」と、いかにお金を使わないか?いかに未来にお金を残しておくか? 自分にとって損か?得か?みたいな話ばかり。
それでは一体、何のために生きているのか分かりません。
もちろん、キリギリスのような、後先考えず「目の前の快楽」にのめり込む生き方も、考えものだとは思います。
しかし、キリギリスのような「今を楽しむ生き方」をする人が増えれば、もっと面白い人生を送れると思います。
我々はたまたま偶然「今、この瞬間」を生きているだけで、いつ死ぬか分かりません。災害や交通事故で、明日死ぬかもしれません。
冷静に考えてみると不思議なものですが、我々は「今」しか生きられないのです。クロノスとカイロスで言うところの「カイロス」の生き方でしょうか。
「主観的な時間の感覚」というか、自分の内面から来る「時間への想い」というか、とにかく自分にできることは「今を全力で生きる」ことのみ。
本に書いてあった「FIREではなくファイヤーの生き方」という表現に笑ってしまいました。「ファイヤー=燃えるように生きる」「燃やし尽くす勢いで、今を生きる」生き方。とても面白いです。
歳を取ると、体力が落ちて行動量が減るし、「もうこんな歳だから」と自分の殻に閉じ籠もって余計に行動量が減り、どんどんお金を使う量が減ると言います。
そして「使い切れないほど」の資産を遺して「自分にもっと正直に生きれば良かった」と後悔する人が多いとのことのです。 だったら、もちろん金額的な限度はありますけど、体験や思い出づくりにもっとお金を使おうと思いました!
とはいえ、いずれにせよ投資で資産形成をするのは大切。
私は投資をするほどの資金力を持っていないので、まずは仕事で市場価値を上げるのも必要不可欠だと思いました。