シェアハウスはやめとけと言われるのは何故?トラブルはある?
シェアハウスに興味がある。家賃が安いと聞いたので、一回住んでみたい
でも「シェアハウスはやめとけ」とネットで言われているのを聞いたので、不安に思っている。
そんなお悩みを抱えていませんか?
しかしシェアハウスに住むのはおすすめですよ。特に、初めて上京するときは、シェアハウスがおすすめです。
正直、家も狭くて家賃も高いアパートに一人暮らしするよりはシェアハウスの方が良いのではないでしょうか?
シェアハウスとは何?
シェアハウスとは何なのか?日本では一般的ではないので、あまり馴染みのない文化ですよね。
シェアハウスとは、以下のような特徴を持つ賃貸住宅です
- 個人の個室と共有スペース(リビング、キッチン、バスルームなど)を持つ住宅
- 複数の入居者が個別に大家との賃貸契約を結び、個別に家賃を支払う
- 入居者同士の交流が図れるよう設計されている
- 短期ではなく中長期の滞在を前提としている
- 国籍を問わず入居できる
プライベートな空間が保たれつつ、「住人とコミュニケーションが取れる」「家賃が安い」など、共同生活の恩恵にあやかれるのがシェアハウスの特徴です。
物件にもよるが、シェアハウスには個室があるので、ドミトリーやルームシェアよりプライベート空間が確保されています。
シェアハウスのメリット・デメリット
どんな物事にも、良いことがあれば悪いこともあるもの。当然、シェアハウスにも「メリット・デメリット」があります。
メリット
- 家賃や初期費用が安い
- 立地が良い場所にある
- 入居審査が通りやすい
- 掃除や備品の管理をしなくて済む
- 住人とコミュニケーションが取れる
シェアハウスは一般的なアパートやマンションに比べて家賃が安いことが多く、初期費用も抑えられるため、経済的な負担が少なくなります。
私は15万円程度で住みましたが、アパートで一人暮らしをするとなったら初期費用に加えて、家具・家電など一式揃える必要がありますよね。
シェアハウスでは家具や家電などの設備があらかじめ備えてあり、個人で用意する必要がありません。引越しや新生活の初期コストが抑えられます。
さらに、多くのシェアハウスでは、共用部分の清掃が管理者や業者によって行われるため、個人の掃除負担が軽減されます
また、東京でいえば新宿や渋谷などの主要駅から、徒歩15分以内のアクセスの良い場所に立地していることが多いので、片道1時間かけるよりよっぽど精神的にも肉体的にも楽ですね。
また、共同生活をすることで、新しい友人を作る機会が多く、孤独感を感じにくい環境ですよ。
デメリット
デメリットは何となく予想できかもしれません。改めて解説します。
- プライバシーが確保されていない
- 他の住人と生活リズムがズレる可能性
- キッチンやシャワーなどが使えないタイミングがある
シェアハウスは個室はあるので、最低限のプライバシーは確保されています。しかし、それ以外は全て共用です。調理器具キッチン用品はハウスに備え付けのものを共用で使用します。
洗濯用品、洗面用具などは、専用の置けるスペースがありますが、いつでも・誰でも使えるので勝手に使わる可能性が高まりす。
勝手に使われるのを覚悟で共用スペースに置くか、個室に持ち込むかのどっちかですね。自分で用意したものを置くスペースが共用です。
もちろん共用スペースに関する細かいルールは物件によるので、要確認です。
また、入居者間で生活リズムが異なることがあり、自分が寝ているときに物音がして眠れない場合があります。自分は耳栓と睡眠導入剤を使っているので、何とか眠れています。
住んでみないと分からないのが心苦しいですが、眠れないなら睡眠導入剤はともかく、耳栓を使うのおすすめします。
さらに平日の夜や土日祝の昼間など、キッチンやバスルームといった共用スペースが混雑して、自分が使いたいタイミングで使えない場合があります。
これは他の住人が共用スペースを使うタイミングを知る必要があるので、時間をかけて検証しましょう。
シェアハウスの生活費
シェアハウスの毎月の生活費は、どれぐらいかかるのでしょうか?私が住んでいる恵比寿のシェアハウスは、月額75,000円(家賃63,000円+共益費12,000円)に、以下のものが含まれています。
- 水道光熱費
- ガス代
- インターネット代
洗濯・乾燥機や駐輪場は有料なので、利用に応じて以下の費用がかかります。
・コイン式洗濯機使用料:200円/回 ・コイン式乾燥機使用料:100円/30分 ・駐輪代:1,000円/月
恵比寿の真ん中に光熱費・インターネット代込みで月額75,000円で住めるのは大変お得かと。
他には、食費とスマホ代、各種日用品などを揃えれば、最低限生活ができます。また、トイレやシャワルーム、シンクの清掃や、廊下や玄関の共用スペースは、週に1回業者が清掃に来るので、自分で掃除をする必要がありません。
トイレットペーパーやゴミ袋もハウスの方で用意してくれるので、自分で無料で使えます。
恵比寿や渋谷のアパートで一人暮らしと比べると、3万〜6.5万円ほど安いです。
つまり、恵比寿のシェアハウスは、生活費や初期費用、家事の負担を抑えられるため、経済的な負担が軽減されます。
一人暮らしよりよっぽど安いシェアハウスでの生活は、とても合理的だと思いませんか?
シェアハウスに向いている人・向いてない人
シェアハウスは安く住めるので一人暮らしをするより大変お得です。
とはいえ、シェアハウスは、向いている人・向かない人が明確に分かれている特殊な物件。普通のマンションやアパートなら、ただ契約を結んで生活すればいいわけですが、シェアハウスはそういうわけにはいきません。
他の住人とのコミュニケーションは必要になりますし、独自のルールもあります。「シェアハウスに向いている人・向いてない人」をご紹介します。
向いている人
シェアハウスに向いている人の特徴は、以下の通りです。
- コミュニケーションが得意
- 他人との交流が楽める
- 生活リズムや価値観の違いを受け入れられる
- 物音や共用スペースの利用に抵抗がない
- 掃除や家事の分担など、協力性がある
- 物欲が少なく、収納スペースの制限に耐えられる
「コミュ力お化け」「陽キャ」「パリピ」など、コミュニケーションが高い人はシェアハウスに向いています。「一人暮らしは寂しいから、話し相手が欲しい」という人にもシェアハウスはおすすめです。
また、調理器具やシャワー、トイレなども他の住人と共用なので、神経質ではない人や「良い意味でズボラな人」などはシェアハウスに向いていると言えるでしょう。
向いていない人
何となく予想はつくかもしれませんが、「シェアハウスに向かない人」も併せてご紹介します。
- コミュニケーションが苦手。他人との関わりを避けたい
- 物音や生活リズムの違いに敏感で、神経質
- 潔癖症で、共用スペースの汚れが気になる
- 価値観を重視しがちで、他人の行動は受け入れられない
- 友人を頻繁に呼ぶなど、プライベートを重視したい
- 「安いから」という理由だけで無理に住みたくない
シェアハウスは、他人との共同生活を前提としています。コミュニケーション能力が低く、協調性がない人にはシェアハウスで生活するのは厳しいでしょう。
盗難や暴力沙汰の危険もあるため、セキュリティやプライバシーを重視する人にも向きません。他人との接触を避けたい人には向いていない可能性が高いです
加えて、シェアハウスは入居者の入れが激しい場合があり、そのたびに新しい入居者と人間関係を築く必要があります。本当にコミュニケーションが苦手な人はシェアハウスに向かないでしょう。
シェアハウスで起きるトラブルとは?
シェアハウスで起きるトラブルには以下のようなものがあります。
- 冷蔵庫の食品を勝手に食べられる
- 電話の声や音楽が隣室に漏れる
- 共用スペースで盗難が起きる
- 掃除当番が守られず、共用スペースが汚れたままになる
これらのトラブルは、他人同士が共同生活を送るシェアハウスならではの課題です。
これらのトラブルを避けるためには、入居時にルールを明確にし、定期的なミーティングでコミュニケーションを取ることが大切です。それにより、住みやすい環境を作る努力が重要になります。
シェアハウスに住むのに必要なもの
シェアハウスに住むのに必要なものは以下のようなものがあります。一人暮らしを始めるより圧倒的に手間と時間とお金が削減されますよ。
初期費用・寝具・着替え
初期費用の総額
- 3月家賃+共益費:75,000円
- デポジット:63,000円
- 契約手数料*:25,000円 → 5,000円
- 火災保険代:10,000円 →1)+2)+3)+4)=173,000円 → 153,000円 ・家賃+共益費:一例として3/1契約にて試算。実際の契約日で日割計算します ・共益費:電気/ガス/水道/ネット利用代 全て含む ・デポジット:退去時は下記を除く残金(=最大45,000円 → 53,000円)を全額返金します
- 償却費*:18,000円 → 10,000円
- 清掃費:必要がある場合のみ
- 返金に要する費用:振込手数料等の実費 ・火災保険代:初回のみ。以降は家主負担 *即決割引:合計28,000円割引。内見当日18時迄に入居申込フォーム提出及び予約金入金を完了いただいた場合に限ります。予約金は事前預かり金として契約時に全額充当いたしますので損は一切ございません。ただし契約者さま都合によるキャンセルの場合はご返却いたしかねます
- 冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器・掃除機などはハウスにあるので、必要最低限のものがあれば大丈夫(物件にもよるので要確認)
- 15万円前後
- ベットはあるが掛け布団や枕がない
- 着替えが必要ななのは言う前もない
タオル(バスタオル、フェイスタオル) トイレタリー(歯ブラシ、シャンプー、ボディソープなど) 洗濯用品(洗剤、柔軟剤) キッチン用品(場合によっては) 個人の食器類(皿、カップ、箸、スプーンなど) 調理器具(一部は共有かもしれませんが、小さなフライパンや鍋があると便利です)
これらの基本的なアイテムを準備しておくと、シェアハウスでの生活が快適になるでしょう。物件によっては提供されているアメニティが異なるため、入居前にしっかりと確認しておくことが大切です。
コミュニケーション力&勇気
シェアハウスに住むのに必要なのは、寝具や着替えのような物理的な「物」以外に、他にも必要なものがあります。
それは「コミュニケーションと勇気」です。
他の住人とやり取りするコミュニケーション力、どんな住人がいるのか分からないシェアハウスに飛び込む勇気。
シェアハウスは、他人と協調しながら「譲り合いの精神」を持って生活する必要があるため、コミュニケーション能力や協調性です。
初めて顔を合わせる人との関係性を築くため、積極的にコミュニケーションを取ることが重要ですが、それは人として当たり前のことです。「挨拶をする」「コミュニケーションを取る」といった、大人として当たり前のことができれば、何も心配はいりません。
「どんな人が住んでいるか分からないから不安」という不安を抱えることでしょう。しかし、他の住人と仲良くなれば素敵な出会いに巡り可能性が高いです。一人暮らしの寂しさや孤独感を感じなくなるかもしれません。
初めての上京にはシェアハウスがおすすめ!
あなたが、「上京したいけど東京は家賃が高いから住みたくない」と考えているなら、シェアハウスがおすすめです。
地方ならそれなりに安い賃貸物件がありますが、東京は別格。小綺麗なアパートやマンションに住むには、ある程度の収入が必要です。
収入がないと、築50年ぐらいのボロアパートに住むハメになってしまいます。
しかし、シェアハウスには家具や家電が備えられていることが多く、引っ越しの際の荷物が少なくて済みます。
他の住人との交流新しい人間関係を築くことができ、一人暮らしならではの孤独感を軽減できる可能性もあります。
また、シェアハウスは駅から近い便利な場所に多く、通勤や通学に適しています
実は、初めての上京する人にとって、シェアハウスは経済的にも生活面でも非常に魅力的な選択肢と言えます。
我々日本人は「物事をネガティブに感じる度合い」が世界で一番らしいので、シェアハウスに飛び込む勇気を持つのはなかなか難しいと思います。
しかし、クソ高い・クソ狭いボロアパートに住むなら、シェアハウスに住むことを検討してみませんか?